イヴェント続きで投稿を2回もお休みしてしまいましたが、メイデーの連休にパオラRが作ってくれたイカの詰め物が美味しかったので、遅ればせながらご紹介します。
冷めてから切り分けないと形が崩れるお料理なので食事の2、3時間前に料理を開始することをお勧めします。
本当はパオラRの人柄の話をレシピの後に長々と書きたかったのですが今週も時間がなく「長々と」は諦め、ごく簡単にレシピの後に。
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<材料> 3-4人分
・コウイカ 2杯
・食パン1枚 + 牛乳少々
・香草 イタリアンパセリ(必須)、フィノッケッティ(省略可)
・ケッパー
・パルメザンチーズ(粉状)大さじ1
・オリーブオイル
・ニンニク(省略可)
・白ワイン コップ半分程度
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<作り方>
1・食パンは牛乳少々に漬けて柔らかくしておきます。
2・香草はみじん切りにします。
3・2に1の食パンとケッパーを加えみじん切りを続けます。
*写真はMEZZALUNA(半月の意)と呼ばれるみじん切り用包丁。
4・3にイカの脚を小さく切って混ぜ入れます。
5・4を器に移しパルメザンチーズを加えます。
6・イカに5を詰め込み口を縫います。
7・フライパンにオリーブオイルとニンニクを熱し6を2杯を置き、蓋をして10分ほど蒸し煮にします。
8・頃合いを見て(10-15分程度)裏返し、白ワインを振りかけます。
9・中火から弱火程度で45分間火にかける予定でしたが35分で火を止めました。
10・最低1時間冷まします。
11・十分に冷めたら輪切りにします。
12・食べる直前に煮汁を温め、11の上にかけて頂きます。
*ニンニクを食べるか否かは、好みで決めてください。
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お料理上手のパオラRはおばあさんが職人さんを多く使っていて、大勢の人に囲まれて育ったので、常に周りに人がいるのが好きだという。
彼女の家にはいつも何人か人がいる。最近招待される事が増え、つまり最近では私もその何人かの一人となっている。
いつもいる人の中には小学校2年の時からの親友というルチアもいる。
現役時代の職業は精神運動学者をしていた。
「精神運動学」子供のいない私にはあまり聞いた事のない言葉だった。
心理的に問題のある子供は動き方に支障をきたすことがあるそうで、そういう子供と遊びながら動きとその心理的な問題を徐々に解決していくという仕事だという。
そして仕事柄か、周りにいる人の心理の洞察が鋭い。
婿取りの家庭で育った私の母親は日本の普通の母とは全く違ってこうだった、などと話をすると「だから貴方はああいう時にこうなのね。」などと言いながら、スマイルの絵文字のようにニッコリと微笑む。
つづく。。。。
パオラRはお料理もうまいが生花も上手い。
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