2026年8月28日金曜日

この夏のお気に入りカクテル「ラム・ピーチ」と名作カクテル ベッリーニのレシピ




本当は今週は、今年の夏休みのテーマだった「 ベルギー地ビール屋巡り自転車旅行・前半」を投稿しようと思っていたのですが、写真が多くて整理するのに時間が必要なのでその投稿は来週に先延ばしにして。今週は簡単なこの夏のお気に入りカクテル「ラム・ピーチ」を投稿します。


桃を使ったカクテルとして有名なのはなんと言っても「ベッリーニ」。

ヴェネツィアのホテルのバーテンダーが開発し15世紀のアーティスト「ジョバンニ・ベッリーニ」に因んで命名されたと言われています。

でも、地元ヴェネツィアのバーテンダーの話ではそのカクテルを開発したバーテンダーもベッリーニという姓だったとのこと。もしも自分の名前をつけたと言ったらアーティスト「ベッリーニ」程には有名にならなかったかも知れない、と勝手に想像しています。


ネームヴァリューというのはやはり広く知られたい場合には有効だし、歴史上の文化人の名前をつけると文化的な拍がつく様に思うのは私だけでしょうか。


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ジャッロザッフェラーノのサイトの「ベッリーニ」のレシピ

https://ricette.giallozafferano.it/Bellini-cocktail.html


・プロセッコ  10ml

・生の桃のピューレ 5ml

・氷 適量


<作り方>


1・まずフルートグラスに氷を2~3個入れて冷やし少し置き、氷を取り除きます。


2・白桃ピューレ5clをジガーに注ぎ、グラスに加えます。


3・ 次にプロセッコを半量注ぎます。


4・適切なバースプーンで上から下までかき混ぜます。


5・最後にかき混ぜずに残りのプロセッコをグラスいっぱいになるまで注ぎます。


*他のレシピ本での注釈では白桃が十分に甘くない場合少量の砂糖を加える、という提案もありました。


さて、こんなに有名で完成されたカクテルが存在するのになぜ自己開発をするのかというと、プロセッコ(白のスパークリングワイン)を使うカクテルが家庭では作りにくいから。

理由は一度ボトルを開けたら飲み切らないといけないこと。

ノンベイの亭主でもいれば話は別ですが、カクテル1、2杯のためにプロセッコのボトル1本開けるのならば、カクテルではなくてそのままプロセッコを飲めばいい、なんて思ってしまいます。


なのでこの我流(自己開発)「ラム・ピーチ」はプロセッコを癖のないホワイトラム種に置き換えています。量は反転させて桃が多め、ラム酒は少なめ。

ゲル状の桃とラムレーズンなどの様に甘いフルーツと馴染みのいいラム酒でジェラートとカクテルの中間のような、食べ物と飲み物の中間の様な不思議な代物が出来上がります。

「食べ物と飲み物と中間の様な」ものではなく「ドリンク」という感じにしたい方は炭酸水を好みの量を加えても良し。


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我流「ラム・ピーチ」レシピ


写真の桃はペスカ・タベッケリア、

サトゥルニーナと呼ばれる小さめで平たい桃。

1個150g-180gくらい。


<材料>


・ホワイトラム   4ml

・生の桃のピューレ 15-18ml

・氷 1、2個


+炭酸水 適量


<作り方>


1・まずフルートグラスに氷を1個入れて冷やし、に氷を取り除きます。


2・白桃は皮を剥きフードプロセッサーでピューレにします。




3・ 2にラム酒を注ぎます。




4・3をかき混ぜグラスに注ぎ氷を乗せます。


5・飲み終わりグラス残った「ラム・ピーチ」はスプーンでいただきます。


6・炭酸水を加える場合は好みの量を3に加えてかき混ぜます。




グラスは20世紀初頭のバカラのポンパドールのシャンパンクープグラス

ポンパドール侯爵夫人のツンとした口元のような特徴のあるシェイプです。




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2026年8月7日金曜日

健脚キャーラM と薬草アキッレア(ノコギリ草)のリキュール準備中



7月の夏休み第一弾はクネアツで第二弾はヴェネツィアのキャーラMのご招待で、ボルツァーノの近くの高原に行ってきた。

昔はオーストリア領だったこの地方はドイツ語圏でイタリア国内だけれど、イタリア人に対する感情は複雑でイタリア語を話したがらない人たちも多い。


キャーラMとお母さんが滞在していたレノンと呼ばれる地域は州都のボルツァーノ駅近くのロープウェイで一気に標高を1000m登るだけで涼しい高原に到着すると最高のアクセスの場所。




美しいドロミテ山脈が見渡せるロープウェイの到着駅を降りると、その高原を横断するように路面電車が走っている。

昔から有名な観光地だったそうで心理学者シーグムント・フロイトなどの避暑地だったといい「フロイト・プロムナード」と呼ばれる散歩道もある。


初日に歩いて行った古い教会


古い教会の中フレスコ画


元クライアントのキャーラMは歩くのが好きだ。彼女と仕事で知り合った20年くらい前の私は仕事一辺倒でハイキングとか山歩きなど夢にも思い付かなかった時期だった。初めて個人的に彼女のヴェローナの家に招待された翌朝、歩きに行こうと言う。彼女は歩きやすい靴を履いていたが私はヒールを履いていたのに。


それから20年の歳月が経ち、パオラGの影響で山に行くようになり今年で12年目。運動量が増えて、寿命が56年は伸びた様な気がする。


今回は靴も快適なトレッキングシューズ、ダイエットの成功で身も軽い、といい気になって一緒に歩いていたら、その後10日間経っても膝か痛む。キャーラMの健脚は彼女の1歳半の若い犬のブリでさえついて行けずに散歩ストライキで座り込んで動かないということがあるそうなので笑ってしまうが、私も適当な所でストライキをすべきだったと後悔。


キャーラMはあちこちを歩き回りながら、「これはアキッレアと言うの。乾燥させてハーブティーにしたり、リキュールにしたりすると美味しいのよ。」と言い終わるのを待たずもう花を摘み始めている。その前の週クネアツの家の家庭菜園の草むしりした時にむしった花の一つだ。小さな白い花だけでなく葉っぱがギザギザなのが可愛らしい。


日本語ではなんと呼ぶかと調べてみると「西洋ノコギリ草」


ネットで検索によると

「ノコギリ草(セイヨウノコギリソウ、別名ヤロウ、アキッレア)は、特有の苦味や香りづけとして、世界中の伝統的な薬草リキュールやベルモット、ビターズの隠し味に使われていて、爽やかな香りと、しっかりとした苦味やスパイス感を特徴。

ヨーロッパでは古くから健胃、強壮、消化促進のハーブとして重宝されてきた」との事


あちこちに沢山咲いているので時々立ち止まり花を摘み、リキュールを作ることに。



花とアルコールの量比率は見るサイトにより異なり、花の数で量を指定しているサイトは無視しすることに。と言うのはごく小さい花がまとまって一つの花になっているアキッレアは、花の大きさに大きな幅があり数で量を決めてもかなりの誤差が出るため。


なのでアキッレアの花25gに対しアルコール(ホワイトリカー)500mlというレシピを採用。後の工程と、後で加える水、砂糖の量はジェネピーのリキュールと同じにすることに。

花はたくさん積ん摘んだつもりだたけれど帰宅して計ると16gしかないので比率計算して350mlのアルコール




<材料>


・アキッレアの花   16g

・アルコール95%(ホワイトリカー) 350ml

・水 350ml

・砂糖 140g


<作り方>


1・密閉容器の中に洗って乾かしたアキッレアの花とアルコールを分量入れて冷暗所で40日間放置します。



2・1が40日経過したら、鍋に水と砂糖を煮立て火を止め、室温になったら1に混ぜ、さらに1ヶ月冷暗所で休ませ、味を馴染ませて出来上がり。



トレンティーノ・アルト・アディジェ地方を代表するクネーデル 

ランチを取った手軽な料理店では奥さんの手作りのビーツとイラクサのクネーデルがあった。結構珍しく色合いが美しい。


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