今回はイタリア食材を使った和食レシピです。
このブログはイタリア料理、食文化を通してイタリア生活の豊かさが伝えられたらといういとで書き始めたからで、いつもイタリア料理ばかり投稿していますが、いつもイタリア料理ばかり食べているわけではありません。
日本食も食べます。時期により1/4か1/3は和食です。
この炊き込みご飯は一人で簡単にランチを済ませる時によく作るもの。
基本和食ですが、南イタリアカラブリア州特産のトロペアの赤玉ねぎを使うと玉ねぎが甘ーく美味しいので、「和食にイタリア食材を使うと」として紹介します。
トロペアの赤玉ねぎはチポラ・トロペア、トロペア玉ねぎなどと呼ばれて、今では日本でも入手可能なようです。
玉ねぎ臭くなく、とてもデリケートな玉ねぎです。
トロペアの赤玉ねぎについて、と土鍋での炊飯のことはレシピの後に。
<材料> 一人分
・イワシ 4尾
・トロペアの赤玉ねぎ 中1個
・お米 80 ml
・生姜 一カケ
・みりん 15 ml
・お酒または白ワイン 30 ml
・減塩醤油 15ml
・出汁 60ml
<作り方>
1・イワシは頭とハラワタを取り洗っておきます。
・カルシウムの足りている人は、背骨を取って手開きにしてもOK。
2・お米は研いで、出汁とお酒または白ワインに30分ほど置きます。
3・同時にイワシ4尾と生姜の千切りに減塩醤油とみりんをかけ下味をつけ込みます。
4・トロペアの赤玉ねぎは薄い輪切りにして3の上に広げます。
*普通の玉ねぎだと、輪切りにすると玉ねぎくさくなりますが、トロペアの赤玉ねぎは輪切りでも甘く仕上がります。
5・最後にイワシ4尾を4の上に並べて土鍋を火にかけます。
*沸騰するまでは蓋をしないでもOK。
6・沸騰したら蓋をして、蓋を触って振動がなくなり(お米が水分を全て吸収したということ)10分間蒸らします。
*金属の鍋で炊く場合は、蓋を触って振動がなくなってから更にチリチリという小さな音がし始めるまで待って火を消しますが、土鍋で炊く場合余熱が長めに続くので蓋を触って振動がなくなった時点で火を消して大丈夫です。
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トロペアの赤玉ねぎについて。
南イタリアのカラブリア州、トロペアという町特産の赤玉ねぎ。
玉ねぎのツンとした辛味がなく、とてもデリケートな味の玉ねぎです。
きちんとした写真を数ヶ月前に撮ったのに見つからないので、見つかったら追加掲載します。
珍重されているので価格は高めで、いイタリアで普通の玉ねぎの2、3倍の値段で1kg 4ユーロくらい(6-700円)日本だともっと高いはず。
カラブリア州トロペア景観
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土鍋での炊飯のこと。
2011年の東日本大震災の被災地のために何かできないかと、陸前高田にボランティアに行った時、キャンプ場で皆で自炊していて驚いたのは電気炊飯器壊れた日、3、40人ボランティアのボランティア誰もお鍋でお米を炊炊く方法を知らなかったこと。ボランティアの中には、コックさんが本業の人もいたのに。
私は中学高校時代キャンプで飯盒炊飯の経験があったので、イタリアに来てからもずっとお鍋でたいてきました。少量炊く時は電気炊飯器よりずっと美味しく炊けます。
炊飯方法は6で書いたように、沸騰したら蓋をして、蓋を触って振動がなくなり(お米が水分を全て吸収したということ)10分間蒸らします。
*金属の鍋で炊く場合は、蓋を触って振動がなくなってから更にチリチリという小さな音がし始めるまで待って火を消しますが、土鍋で炊く場合余熱が長めに続くので蓋を触って振動がなくなった時点で火を消して大丈夫です。
日本から買ってきた一合炊きの土鍋が壊れてしまい、イタリアで買った小型の土鍋、直径12センチで可愛いです。相似形で直径12センチから24センチまで揃っています。
炊飯の時には吹きこぼれないように縦長のお鍋が良いそうですで、小さいお鍋に縦長のものはなかなかなく、長く探して見つけたもの。
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