ズッキーネとボッタルガの相性が良く、数あるボッタルガのパスタの中では一番好きなレシピです。
とても簡単です。
先週金曜の晩くらいから喉がイガイガし出した。日曜にも熱はなかったけれど、最近また新型コロナにかかっている人も多いので念の為にと月曜朝PCR検査をし陰性。
普段の山用具の他に皆へのクリスマスプレゼント、私が担当のクリスマスイブのディナーの材料を冷蔵庫内、冷凍庫内にまとめ、準備を整えたのが23日の夕方。
ところが夜になり具合が悪い。。。まだ熱はないけど出そうな感じで脈がやけに早い。。。
出発予定の24日朝、前日の晩よりさらに具合が悪い。
このコンディションで雪山歩きなど言語道断。
山の家の暖房が具合が悪いとも聞いている。標高2000mのクネアツは前日の天気予報で「最高気温」が氷点下11度だった。最低気温は氷点下20度近い。
狭い車の中で、家の中で、料理しながら始終咳き込む自分を想像する。
これ以上悪化しなくても自分のためにも皆のためにも、と残念ながらドタキャンする意図を知らせる。
出発後車の中からパオラRが気遣いで電話をくれる。
「イブの夕食作れなくてごめんなさい」と謝ると、「26日には帰るから、回復したら27日か28日なら食事に呼んでくれても良いわよ。」と。。。
午後になり熱が出るが25日の朝にはピークは超えたのを実感。でも大事をとって25日は安静にしたら、26日午後にはほぼ普通に戻っていた。
という経緯で5人分のクリスマスイブのディナーの食材が丸々残り(メニューは先週の投稿をご覧下さい。)明日ウチに来れる人が来てイブに予定していたものを食べる展開に。
****
このレシピは以前、食いしん坊で料理上手な猪男リカルドに教わったレシピですが、トスカーナ出身の彼は何でも濃厚に仕上げる傾向があり、ズッキーネは油で揚げていました。
私観では油で揚げるのは重くなり、健康にも美容にも悪いので野菜はノンオイルのグリルにアレンジしました。
****
<材料> 一人分
・パスタ リングイーネ(スパゲッティの断面が楕円のパスタ)
またはスパゲッティ 70-80g
・ボッタルガ 10-12g
・ズッキーニ 1本
(イタリア語だと1本の時はズッキーネなのですが。。。)
・エキストラバージン・オリーブオイル 適量
・塩
<作り方>
1・ズッキーニは洗って水を切り約5mmの輪切りにします。
2・中華鍋を良く熱し、ノンオイルで1を重ならない様に広げ中火で焼きます。
*通常イタリアでは野菜のグリルは鋳鉄のグリル板を使いますが、中華鍋でもフライパンでも出来ます。私は表面積が大きい、つまり一度に沢山焼けるので、中華鍋を使うこと普通。
3・片面に適度に焼き目がついたら裏返して両面良く焼き、軽く塩を振ります。
*茄子やズッキーニはこうしてノンオイルで焼いただけで味がガラリと変わり、美味しい付け合わせ野菜や前菜になります。
4・その間に大きめの鍋にパスタを茹でる湯を沸かし、沸騰したら水の1%の量の塩を加えパスタを投入します。
5・ボッタルガが塊の場合はその間におろしておきます。
6・パスタが茹で上がる5、6分くらい前に、パスタの鍋の上に3を置き温めます。
7・パスタが茹で上がったら5のボッタルガと3のグリルしたズッキーニ、エキストラバージン・オリーブオイルを適量混ぜて出来上がり。
*オリーブオイルを加熱する人もいますが、生のままの方が風味が壊れずに圧倒的にベターです。
#ボッタルガ
#からすみ
#パスタ
#ボッタルガパスタ
#ヘルシークッキング
#ズッキーニ
#野菜のグリル
#リングイーネ
#ノンオイル
#エキストラバージンオリーブオイル
#クリスマスイブ
#クリスマスディナー
#留守番
#インフルエンザ
#雪山
#イタリア料理
#イタリア家庭料理
#パスタ料理